HOME > テクニカルガイド > よくあるデータ不備について > RGBでデータ作成していませんか?
パターンオブジェクトを使用している箇所がございます。
イラストレーターでパターンオブジェクトを使用した場合、パターンによってはRIP(製版)時に、まれに変色、ズレ、消失などの不具合が発生します。
使用した場合にはパターンオブジェクトを分割・拡張してください。
パターンオブジェクトの処理 Illustrator編
1、①パターンオブジェクトを選択、②オブジェクト→分割・拡張、③OK をクリック。
「分割・拡張」が選択できない場合は、オブジェクト→「アピアランスを分割」してから再度「分割・拡張」してください。
2、分割・拡張の確認方法
1、分割・拡張がされたかは、パターンスウォッチがスウォッチパネルから消えたことで確認できます。
2、スウォッチパネルのプルダウンメニューをクリック。
3、メニューから「未使用項目を選択」
4、パターンスウォッチが選択されます。(選択されない場合は、分割・拡張がされていません。)
パターンスウォッチがスウォッチパネルから消えます。これで分割・拡張がされています。
その他、新聞印刷でよくある不備データについて
- インキ総量(TAC値)が適切な設定になっていません。
- パターンオブジェクトを使用している箇所がございます。
- 裁ち落としデザインで作成されております。
- テキスト・罫線の部分がリッチブラックで作成されております。
- RGBデータで作成されております。
- PDFの形式は当社推奨形式(PDFx-1a)になっておりません。
- 当社で対応できない色(特色カラー)を使用しております。